クラミジア

クラミジアとは

クラミジアとは,細菌とウイルスの中間の特徴をもつClamydia trachomatisによる感染症のことを言います。

古くから目の結膜炎の原因菌として知られていましたが、近年、性行為感染症としての感染も増えてきており注意が必要な感染症のひとつになっています。

無症候性感染あるいは症状があっても軽微である事が多く、一般女性においても5~10%程度の感染があると考えられています。特に、風俗に勤める女性ではではクラミジアの血清抗体が、約9割で陽性を示し、また子宮頸管からクラミジアが63%も見つかったとの報告もあります。

クラミジアの感染経路

クラミジアは、そのほとんどが性交・オーラルセックス・キスなどにより粘膜に感染します。

感染部位は男性では咽頭、尿道に、女性は咽頭、膣内に感染するものです。

相手が咽頭感染している場合通常の口づけでは感染する可能性は低いのですが、ディープキスの場合は感染率が高くなるので、注意が必要です。

クラミジアの症状

性行為やディープキスにより感染後数週間で発症しますが、女性の場合では無症状となる場合もあります。

男性の場合の症状では、尿道から透明な膿が出て、痛みを伴う場合もあります。

女性の場合の症状ではおりものが増える事がありますが、自覚症状には乏しい傾向があります。

感染しているにもかかわらず治療しないでおくと、クラミジアが体内深部に進行し、男性の場合は尿道経由で前立腺炎・副睾丸炎(精巣上体炎)・肝炎・腎炎になる事があるので注意が必要です。

また女性の場合は子宮頸管炎・卵管炎になり、不妊の原因となる事もあります。さらには出産時に産道経由で新生児がクラミジアに感染すると産道感染により、胎児が結膜炎・肺炎となる事がありますので、絶対に見逃さないように注意しましょう。

自覚症状にとぼしいため、感染に気づかず保菌している場合が多々ある。

喉に感染すると喉が痛くなり痰が増えたりするが、無症状の場合もある。クラミジアに感染していると、他の性病やHIVの感染率が飛躍的に高くなる。

クラミジアの治療

男性の場合は泌尿器科・性病科、女性の場合は産婦人科・性病科を受診する必要があります。また咽頭感染の場合は耳鼻咽喉科になります。

性器感染の場合は患部から体液を採取し、クラミジアの有無を調べることによりクラミジアに感染したかどうか検査することが出来ます。

どこに感染しても治療法は同じで、テトラサイクリン系,マクロライド系,ニューキロノン系の抗生物質・抗菌剤を2週間程度投与する事で治療することが可能です。

症状は数日でなくなる事が多いのですが、完全に死滅していない事がありますので、医師の指示通り服用する必要があります。途中でやめた場合ぶり返してしまったり、さらに悪いことは菌に耐性がついて治りにくくなるケースがありますので、完全に治るまで注意が必要です。

クラミジアの予防

クラミジア感染を予防するには、やはり性行為の際に必ずコンドームを着用するようにすることですが、ディープキスなどで感染する場合も考えられるので、不特定多数の異性との性行為の自粛するのが、一番の感染予防策といえます。

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